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都立立川高校第18期第8回同窓会開催報告

紫芳会報告
 「高18期」第8回同期会の報告
 天候に恵まれた5月16日(日)、立川駅南口のザ・クレストホテル立川で、高校18期生の第8回同期会が開かれた。2007年の前回を下回ったものの、 二次会のみの参加者を含め計97名が参集した。

国語の大平浩哉、英語の吉田道郎、体育の秋山良治郎の恩師3先生も、ご出席下さった。

 一次会は、矢島京子、梶原貞幸両君の司会で、まず、この3年の間に亡くなった5人の同期生(宮本三千夫、相沢芳樹、藤橋克実、村野雅弘、山本昌重の各君)に黙祷を捧げた。

続いて、西川和人代表幹事が報告を行った。
近く年金の満額受給者となる多くの同期生へのねぎらいの言葉で一同を笑わせた後、多様な再会を促す会場設定の工夫を紹介、現役退職者の増加に伴って困難が予想される同期生の連絡先確保に向けた協力を要請した。


会場では、過去7回の同期会のスライドや立高創立100周年記念ビデオの上映、有賀貞一、石川清文両君作成の立高伝統歌集の無料配布などが行われた。著作コーナーでは、阿刀田俊子君が近著「オン・オフのある暮らし」(アルタ出版)、井筒清次君が文化史関係の著作複数を展示した。


ご出席の恩師からも、お話を頂いた。

大平先生は、故鈴木俊一元都知事が二中時代に自由教育の実践を推進した校長の排斥運動に加わったエピソードや、蒙古放浪歌を歌って転出されたご自身の思い出を語られた。

吉田先生は、学力の高い(?)立高生を相手に身の引き締まる想いだったこと、31年間の勤務の後も、会合等を通じ立高との繋がりを維持されていることを述べられた。

秋山先生は、ご長寿だったご母堂(享年99歳)を目標に、日々、健康維持に励まれていることを元気に紹介下さった。体育教師の面目躍如だった。

これまでの同期会では、先生方のお話の最中にも仲間同士の近況交換に興じていた同期生たちが、今回は3先生の語りに神妙に耳を傾けていたのが印象的だった。まさに、「耳順う歳」を超えたということか。


 立高伝統歌の合唱、卒業時のクラス別、クラブ別写真撮影へと会は進行し、最後に、下に添付の集合写真撮影でお開きとなった。
 

構図が多少変わっているのは、「四角い写真に丸く納まろう」と突然かつ強力なリーダーシップを復活させた元生徒会長(私・立川の前任)の宮地忍君の呼びかけの結果であることを申し添えたい。


 立川駅ビル7階のル・パルクに会場を移した二次会では、78名の参加者が抽選で各10名強のグループに分かれ、各自の近況報告を行った。

後半は席を自由に移動するはずだったが、初めの席で話がはずみ、同じグループに止まった者も多かった。

吉田、秋山両先生もお付き合い下さった。三年ぶりの再会をこれで終わるにしのびなく、日が暮れて、多くが三次会へと向かったようだった。
 (文責=立川 明)
                 (写真=池田紀芳)


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